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女性であれば、豊胸術に興味をもったことのある方も多いのではないでしょうか。当院のPRP注射も美しいバストメイクを望まれる方や、バストのハリを取り戻したい方が連日たくさんご相談に来られます。
そのときに一番多い質問が他の豊胸術との違いです。この記事では、大きく分けて3種類ある豊胸術とPRP注射を徹底比較してみました。仕上がりも効果も違う豊胸術。自分に合う方法を選んで施術を受けることが大切です。
これから豊胸手術を考えている方はぜひ参考にしてください。
豊胸術 外見の効果比較
比較項目 | PRP注射 | シリコンバッグ | 脂肪豊胸 | ヒアルロン酸 |
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サイズ | 複数回行うことで、2カップ以上のバストアップも可能 | 確実なバストアップ効果が得られる | 脂肪の定着率により、ばらつきがある | 注入量に比例してバストアップ効果が得られる |
形・デザイン性 | 自由度が高い | 決まった形の中から選ぶ(丸型・しずく型) | 自由度はあるが、思い通りにならないこともある | 自由度が高い |
やわらかさ | やわらかい。ご自身のバストそのもの | 硬め。バックに触れると異物感がある | やわらかい。定着すればご自身のバスト同様 | 硬め。ヒアルロン酸に触れると異物感がある |
動き | 動く。自分のバストになるので自然 | 動かない。寝ても形が変わらないなど不自然 | 動く。自分のバストになるので自然 | 注入量が多いと動きにくい |
見た目の違和感 | 自然 | やせ形の方は不自然になりがち | うまく定着すれば自然 | ご自身にあった量であれば自然 |
デコルテへの効果 | あり。効果が周辺部位にも広がる | なし | なし。デコルテにも注入が必要 | なし |
美肌効果 | あり | なし | なし | なし |
豊胸術 技術の比較
比較項目 | PRP注射 | シリコンバッグ | 脂肪豊胸 | ヒアルロン酸 |
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効果の持続 | 5年以上 | バッグが破損しない限り持続 | うまく定着した脂肪は半永久に持続 | 注入量により差がある。半年~2年程度 |
手法 | 注射針で注入 | 手術で挿入 | カニューレという管で注入 | 注射針若しくはカニューレという管で注入 |
自分の組織か | 自分の組織そのものが再生する | 医療用人工素材 | 自分の組織を他から移動させる | 医療用人工素材 |
術後のキズ | なし | バックの挿入部のキズが残る | 脂肪吸引部と挿入部にキズが残る | なし |
身体への負担 | 少ない | 手術が必要 | 比較的大がかりな手術になる | 少ない |
ダウンタイムの長さ | 注入部の内出血が 10日程度 | 内出血や腫れが1ヶ月程度 | 内出血や腫れが1ヶ月程度 | 注入部の内出血が 10日程度 |
リスク | コラーゲン過形成によるしこり | 被膜拘縮、感染、巨細胞性リンパ腫 | 壊死した脂肪によるしこり、脂肪吸引関連リスク | ヒアルロン酸によるしこり、アレルギー反応 |
施術回数 | 採血のみで何回でも可能 | 10年~15年で入れ 替えが必須 | 2回目以降、吸引する脂肪が無い場合は不可 | 何度でも可能だがしこりのリスクもアップ |
豊胸術 健康維持の比較
比較項目 | PRP注射 | シリコンバッグ | 脂肪豊胸 | ヒアルロン酸 |
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乳がん検診への影響 | 乳がん検診のすべてにおいて、豊胸術と気がつかれることはない。事前の申告も不要 | マンモグラフィー不可。超音波でも必ず検出されるため、事前申告が必須 | 超音波では、検出されることがあるため、事前の申告が必須 | マンモグラフィー不可。超音波検査でも必ず検出されるため事前申告が必須 |
日常生活への影響 | 特になし | 激しい運動ができない。うつ伏せ寝ができない | 痩せるとバストの脂肪も減少してしまう | 特になし |
まとめ
豊胸術の代表的なもの「シリコンバッグ」「脂肪注入」「ヒアルロン酸」の3種類とPRP注射を比較してみました。
PRP注射の特長もお伝えできたのではないかと思っています。
費用については、提供クリニックや使う素材にばらつきがあるため、単純に比較はできません。
しかし、いくつかのクリニックで費用の比較検討する際には、1回の費用だけを見るのではなく、効果維持のための費用なども考慮し、長い目で見たコストパフォーマンスの確認が非常に重要です。
プルージュ美容クリニック
理事長 岡本 慎一 Shinichi Okamoto
資格・専門医
- 医学博士
- 日本整形外科学会 専門医
- 日本脈管学会 脈管専門医
- 下肢静脈瘤血管内焼灼術指導医
所属学会
- 日本美容皮膚科学会
- 日本再生医療学会
- 日本整形外科学会
- 日本静脈学会